脳梗塞の初期症状

脳梗塞の初期症状を見逃さないで!

そこのあなたっ。

「え?、私は関係ない。まだ若いから。」なんて思っているのではないですか?

その考えこそが脳梗塞の初期症状を見逃す一番の要因となっているのです。脳梗塞は、本当にあなたに関係ないのでしょうか?

いいえ、そんなことは決してないのです。

食生活の欧米化や乱れた生活習慣などにより、若年層でさえ、脳梗塞を発症するケースが近年、確実に増えてきているのです。

だから脳梗塞の初期症状や前兆について、今ここで知ることが、脳梗塞を見逃さず、早期発見につなげていけるのです。 また、自分が脳梗塞の初期症状がどんなものかを知っておくことで、あなたの大切なご家族や友人たちの脳梗塞をあなたが見つけてあげることもできるのです。

ぜひこの機会を逃さず、脳梗塞の初期症状に関する知識を身につけてください。

脳梗塞の初期症状や前兆は、大きく分けて7つ

それでは、さっそく脳梗塞の初期症状がどんなものか説明していきましょう。 脳梗塞の初期症状や前兆には、大きく分けて7つあります。

1:感覚障害・・・体の左右どちらかがしびれたり、感覚がなくなったりする。
2:運動障害・・・片方の手があがらないか、あげてるつもりでも手が下がっていく。片手、片足に力が入らない、足がもつれたりする。
3:言語障害・・・突然、しゃべりずらくなる。不明瞭な発音、言い間違いが多くなる。全くしゃべれない。思ったことが言葉でなかなか出てこない、他人の言うことがよく理解できなくなる。
4:視覚障害・・・突然、片方の眼が見えずらくなる、視野が狭くなる、物がダブって見える。
5:平衡障害・・・身体がふらつく、うまくバランスが取れない。力はあるのに立てない、歩けない。
6:意識障害・・・意識が薄れる、意識が無くなる。
7:嚥下障害・・・食べ物をうまく飲み込めなくなる。

上記の中で一つでも急に出た症状であれば脳梗塞の初期症状と疑ってみてください。 確かにストレスの多い現代では、これらの初期症状はついつい見逃され、忙しいからと病院へいくのを後回しにしてしまいがちです。しかし、普段の生活の中で、ちょっとでも脳梗塞の初期症状じゃないのかな?思うことがあれば、すぐに病院へ行ってみましょう。これこそが、脳梗塞の早期発見・早期治療につながるのです。

脳梗塞の初期症状に気づいたら、必ず病院にいって検査を受けましょう

上記のような初期症状の段階で病院へ行くと、まず脳梗塞の検査を受けます。検査は、CTやMRI、X線撮影、血液検査などが挙げられます。CTというのは、身体を輪切りにした状態をX線撮影し判別する検査です。MRIというのは、放射線や造影剤を使わず、磁気により立体的に人体の断層を映像化し判別する検査です。CTよりも安全性が高く、さらにより詳細に見ることができます。脳梗塞の検査も以前に比べ、より早く、より正確な診断ができるようになってきています。

脳梗塞は、一瞬で身体の自由をうばい、最悪の場合は命にかかわる大変怖い病気です。病院での脳梗塞治療で一命を取りとめたとしても、言語障害などの後遺症が残る場合があります。今まで普通にできていたことも、脳梗塞の後遺症により、スムーズにいかなくなってしまいます。本人だけでなく、家族などの周りの人にも多くの負担をかけてしまいます。脳梗塞の初期症状に気づいたら、病院にいって検査を受けるようにすることが大切です。

脳梗塞を引き起こす原因には、食生活の欧米化や乱れた生活習慣が挙げられます。動脈硬化を防ぎ、血液をきれいにする効果のある食事を心がけましょう。 このように普段の生活を見直して、日ごろから予防に重点を置きつつ、脳梗塞の初期症状を見逃さないようにしていきましょう。