テレビ万有時報vol.93
「ドラマも彼も変わり時?・の巻」

今週の話題と言えば・・やっぱりコレでしょうね。5月半ばにしてようやくお目 見えした「CHANGE」(毎週月後9時〜、フジテレビ系)。なんでも『いつも 連ドラが一斉にヨーイドンっ!で始まることに疑問があった。マンネリ化を打破 したい』と、この異例のスタートになったのだとか。今頃?という感もあります が、何でも試してみようとする姿勢は買いたいですね。

で、待った分ビシバシ突っ込もうと張り切っていたのに、割とすんなり素直に楽 しめちゃいました。キャスティングも豪華だし、コメディータッチだけど大人の しっかりした俳優さんが多いせいか、変に浮き足だってなくて安心して見ていら れました。それに、ちょっぴり辛辣なところもあたくし好み。

「子供にもなめられる程ボゥーっとしてるけど、顔だけはいいんですよ!顔だけ は」とか、「政策なんかより、キャッチフレーズだっ!」というあたり。

わぁーん・・リアルだわぁ。。建て前としてはまず『高い志』とか『政治理念』 有りきなんだろうけど、現実だってこんなもんですもんねぇ。いや、今は現実の 政治の方がもっとワケ分かんないので、それまでまったく政治に関心も無かった 主人公・啓太(木村拓哉)が、第一話であれよあれよと言う間に議員に初当選と いう無理めな展開も違和感なく見られちゃったりして。

あ、そっか、何せ3ヶ月のうちに総理大臣まで上り詰めなきゃいけないんだもん ね、とにかく急がなきゃいけないもんねー(ただ今後この展開の早さが「小気味 よい」と感じ続けられるか、「やっぱドラマは適当だなー」と思わせてしまうか、 そこがターニングポイントかもしれません)。

あと、良かったのは啓太が『ふつうっぽく』見えたこと。小学校の教師だけど人 気があるわけではなく、生徒から小バカにされてたりして「おっ?いつもとちょ っと違うじゃん?」と(笑)。ミニアフロみたいな天然クルクル頭や福岡弁(博 多弁?)も、適度にダサクてなかなかチャーミングです。

とは言え、選挙戦最終日に父親の不正を認めちゃうんだから、おまけにこの若さ で総理になっちゃうんだから啓太も決して『ふつう』とは言えないんですけどね (笑)。でも、いつもより自然というか肩の力が抜けてるような主人公で、いわ ゆるキムタクカラーも抑えられてる気がしました。

これまでレーサーやろうと、パイロットになろうと、変わり者の検事だろうと、 役柄は変わってもいつも結局『キムタク』に見えちゃったけど、今回は秘書の理 香(深津恵理)と選挙プランナーの韮崎(阿部寛)の存在感も大きくて、3人が メインキャストのような雰囲気。

「キムタクの看板ドラマ」ではなく、あくまで面白い政治エンターテイメントド ラマとして徹したら、大人にもウケるのではないかしらん。




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