テレビ万有時報vol.87
「ちょっと動機は不純だけど・・の巻」

今や小学生でも知っている『地球温暖化』。今さらご説明するまでもありません が・・簡単に言えば、海や大気の温度が上昇することで干ばつや洪水、酷暑など の異常気象を招き、その影響で生態系を破壊するとも言われる現象。各メディア でもよく取り上げられているし、一応「これは大変なことだ」という意識もあっ てゴミの分別などはマジメにするものの、身近でそれほど差し迫った現象を見て いないせいか、あたくしの場合今ひとつ緊迫感に欠けておりました。

が、そのボワーンとした感覚をガツンと覚ましてくれたのが「地球デープロジェ クト〜消えゆく命の物語」(3/30 フジテレビ系で放送)。『動物なんて殺したこ とがないと思ってますか?』という見出しで大方の内容は予想できていたのです が、想像以上に重くて衝撃的で途中で見なきゃ良かったかなぁと思ったほど(い え、見て良かった・見るべきものだったと思ってますけどね、今は)。

番組では地球温暖化の影響で絶滅の危機にさらされている野生動物〜ホッキョク グマ、オランウータン、アフリカゾウを小西真奈美、江口洋介、成海璃子の3人 が旅人となり、それぞれ現地へ飛んで取材。各レポートとも『何がどうしてこう なったのか』という因果関係が分かり易くまとめられていて内容の濃いものでし たが、個人的に特にショッキングだったのはホッキョクグマ編でした。

ホッキョクグマは冬の間氷上でアザラシを食べて栄養を蓄え、夏の時期4ヶ月は 陸地で絶食するのだと初めて知りました。でもこの約30年間で北極圏の氷は約 3分の1が消滅し、そこからほど近いホッキョクグマが生息するカナダ・チャー チルの海も年々凍る時期が遅れているのだとか。海が凍らないからエサを獲りに 行けず、飢えた彼らがエサを求めて民家近くまでやってきてライフルで脅される という光景は他の動物などでも見かけますが(日本でもサルとかありますよね)、 飢餓のあまり<共食いを始めた>というのは本当にショックでした。

狙われやすいためオスから離れ、内陸に潜む母子グマ。一見フサフサした毛に覆 われていて分かりにくいけれど、かなり痩せこけている母グマ。それでも子グマ を抱っこしてお乳を与え続ける姿を見てたら、知らぬ間に顔がグシャグシャ・・。 でも襲うオスたちだって元々気性が荒いとかではなく、ホントに飢えに飢えてそ ういう行動に出てる・・。そこまで追い詰められているのかと、現実はここまで 来ているのかと、思い知らされるシーンの連続でした。

私は人間なので、自分も含めて人間の狡さとか貪欲さに嫌気がさすことも多く、 そういう意味では人に関してはかなり醒めた部分があります。でも、動物だとダ メ。ホントにダメ。なのでこれを見て、ものすごく動揺してしまいました。いつ だったか見た海に沈む島・ツバルの時よりも、地球温暖化への危機感を強く深く 持ってしまいました。

そんなの人としてはどうなの?とも思いますが・・・動機はどうあれ、番組視聴 後、さらに電気もこまめに消すようになったのは確かです。。



送料無料商品一覧

0;MENUに戻る
1;前
3;次

(C)2012 ちぃ