テレビ万有時報vol.72
「早起きは三文の徳?・・の巻」

いつだったか或る日曜日の朝、まだぼぉーっとしたままテレビをつけたら何やら面白そうなお喋りが。
「こんな朝っぱらから・・?」と思いながらも、顔も洗わないまま見入ったのが「ボクらの時代」(毎日曜朝7時〜、フジテレビ系)。
毎回、様々な分野で活躍する3人が、忌憚のない意見を交わすトーク番組。
・・なんて言うと何やら堅そうだけど、レストランやバーで漏れ聞こえてきた隣りの人達の話が興味深くて、つい聞き耳を立てちゃった・・みたいな楽しさ(&ナレーションが小林聡美嬢というのも、またくすぐられます)。
12/9放送の回はまさにそんな感じで、顔ぶれは伊東四朗×角野卓造×佐藤B作という、テレビでもご活躍だけど舞台にこだわり続ける俳優お三方。
以前から友人だった角野・佐藤のお二人が、大好きな伊東さんを思い切って飲みに誘ったのが始まりで、それ以来「西荻窪の会」と称して3人で遊んでいるらしい。
この時も行きつけっぽい居酒屋で飲みながら食べながら、和気藹々とスタート。
昔「他にそんな好きな女がいるんだったら、家出てけばいーじゃん」と当時高校生だった息子に言われ、ホントに家を出ちゃったという佐藤さん。
かと思えば角野さんも以前どこかの店で「俺と付き合ってて、良いことだってあっただろっ?」なんてゴネてた別れ際の修羅場を見られちゃったとか。
で、そんなプライベートな暴露話を散々面白がって聞いていながら「これ、放送朝だよ、朝っ」なんて嗜める伊東さんも絶妙で、もぉっこんなディープでオモシロイお話、日曜の朝にしないでっ(こっちまで、つい飲みながら聞きたくなっちゃうでしょうが)。
でも、伊東さんの「よく笑いの中にもペーソスがあったとか、考えさせられたとか言われるのはイヤ。
笑いだけを追求したい」って言葉を皮切りに、話題は『笑い』と『舞台』へ移り、さらに盛り上がって行く。
舞台やってるとお客さんがその芝居の方向を見せてくれる。
笑ってても「ちょっと違うよ」と「明日はこうした方がいいよ」と教えてくれる。
何であんなにホン(脚本)読んでるのに分かってなかったんだと気づかされて、お客さんって頭良いんだよね、明るくなるとそんな頭良さそうな顔してねーのに(笑)。
楽しくてもっとやりたいと思いながら迎える千秋楽もあれば、途中から「もぅダメだ」と思いながらやる時もあって、ホント天と地の差があるよね。
・・などなど、率直で熱い本音が飛び交って、やっぱただの酔っ払いオヤジたちではなかったのでした。
今回はお馴染みの俳優さんだったけど、どんなジャンルでも、例え自分が関心がなかった世界でも、その道を極めてきた方々のお話は面白くて、何かしらの刺激やヒントを与えてくれるものですね。
でも・・でも、どうして日曜の朝7時なの?眠い目をこすりつつ「時間帯が違えばもっと多くの人の目にも触れるのに・・」とボヤきながら拝見してるあたくしです。。



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