テレビ万有時報vol.58
「昨今の連ドラは・・の巻」

「たまには」と思って見始めたこの夏の連ドラだったけど、結局ことごとく挫折。
毎週同じ曜日の同じ時間にテレビの前に座るのって結構タイヘンで、見ていても携帯やメールが入ったりして1時間静かに見てられない。
でもDVDに録ってもなかなか見られないうちにもう翌週の放送日になり、そうすると「別に、もういいか」なんて思っちゃう。
以前は次回までの1週間が待ち遠しくて仕方ないドラマもあったのに、最近ミョーに諦めの早い淡泊なあたくしです。
実際ここのところ軒並み連ドラの視聴率は悪いらしく、そのせいか最近はどの局も最終回近くになるとそれまでの回をまとめて再放送したり、主役の俳優さんたちがバラエティーや情報番組に出演したり・・と涙ぐましい努力をされてるけど、うーん、この連ドラ離れはそんなことでは止められないかも?もう連ドラ自体が生活スタイルと合わなくなってきてるのもあるけど、全般的に軽くて物足らないし、原作が人気コミックで主演がジャニーズ系の男の子ってパターンもいい加減飽きてきたし・・。
かといって、別にドラマ嫌いになったワケでもなく・・そんなあたくしが最近楽しんでいたのはWOWOWの「ドラマW」。
この8月は最新作3本と、過去好評だった10本の計13作品をどどーんと大放出。
すべてが傑作とは言わないけどどれも邦画並みに丁寧に作られていて、(民放各局には申し訳ないけど)やっぱり一切CMが入らないというのは強みで、まるっと2時間はかなりの見応えがあります。
たまたまなのか、いわゆるイケメンくんたちの主演はあまり無くて、渋めの中堅実力派の方々の出演が多いのも好みだし、普段民放で見る若い女優ちゃんたちもこの枠だと何だかひと味違って見えます。
いつもはコメディーが多い観月ありさ嬢が、孤独な美貌バイオリニスト役を演じた「マエストロ」(アンコール放送分)。
大口で笑わない・走らない・わめかないありさ嬢は新鮮でした。
新作だった「恋せども、愛せども」での長谷川京子、京野ことみの両嬢も、これが思いがけず良かったです。
このお二人、これまで実はちょっと苦手で、最初は「どっちでもいいけど、まぁ一応見ておこうか」ぐらいのつもりだったけど、いつもより自然に演じていてちょっと見方が変わりました。
そういえば第一作の「センセイの鞄」、去年の「対岸の彼女」も面白かったし、女性をメインにした作品は特にアベレージが高い印象があります。
共通して言えるのは、どれも「自分だったらどうするかな?」と思ったこと。
主人公を身近に感じ、感情移入できて初めて『彼女(彼)はどうなる?どーする?』と気になってその先を見たくなるわけで、そういう意味では今夏の主人公たちには「どーぞ好きにしてちょーだい」って感じ(笑)。
連ドラには連ドラの良さがあるし、秋ドラマには既に気になってるモノも数本。
携帯切って飲み会断っても見たくなるぐらい面白いの、待ってます♪ テレビ万有時報vol.59「ホラーより怖いです・・の巻」

ある日突然、会社から「貴方のしていた仕事は無くなるから、これから何をするか自分で考えるように」と言い渡されたら・・。
今って重苦しくなる材料には事欠かないけれど、さらに強烈なカウンターパンチ炸裂でした→「NHKスペシャル〜人事も経理も中国へ」(9/3放送)。
日本の製造業の生産拠点が中国などのアジアに移転したのに続き、現在はその波が人事や経理などのホワイトカラーにまで及んでいるというレポート。
番組ではある大手通販会社総務部の業務移管を巡り、社員の人達の混乱、会社との息詰まる攻防の結果、中国・大連での業務委託が始まるまでを追跡。
総務畑一筋で『ミスター総務』と呼ばれる58歳の男性社員は徹底抗戦の構えだったけど、中国から業務を請け負う若い女性担当者が研修にやってきたあたりから少しずつ変わり始める。
日本での新入社員からはなかなか感じられない、前向きさと素直さ。
仕事の飲み込みも早くて『こんな複雑な業務、できっこない』とタカを括ってたミスター総務もそれが思い込みだっと考え始め、そして自らもこのままではいけないと『個人情報保護士』の資格を取得〜新たな道を探し始める。
・・と、再生への希望を感じさせるエンディングではあったのだけど、今はすごくフクザツな気分。
企業が生き残りをかけてコストダウンを推し進めるのは分かる。
実際ここの総務で1時間当たり5500円かかっていたのが中国なら750円、実に86%のコストダウンになる。
それに最近の企業の不祥事など見ていると、漫然と仕事をこなしてきたツケが溜まりに溜まった結果かもとも思えるし、日本のホワイトカラーの生産性は先進国の中で最下位というのも、ちょっとショックでした。
今や先進国から途上国へのアウトソーシングは世界的な潮流で、これまで言葉の壁に守られてきた日本もその例外ではいられなくなったという現実はよく分かったのだけど、でもねーこの先どうなって行くのかと考えるとやっぱり不安の方が大きい。
話題になったドラマ「ハケンの品格」はスーパー派遣のハルちゃんが正社員を越えちゃう活躍をして、正社員vs派遣みたいな一面もあったけど、データ入力などの業務流出が進めば派遣の仕事も危うくなる。
ハルちゃんみたいに超人的なスキルがあったり、ミスター総務のように切り替えができれば良いけど、柔軟に時代の流れに対応していけない人も多いと思う。
この通販会社でも、結局退職していく人が少なくなかった。
それに人事や経理などの重要なデータが社外、それも中国に出て行くのってどうなんだろうと、ふと口にしたら隣席の人がこんなことを言いました。
しばらくは良いとしても、おいおい日本の五分の一で使われてることに不満が高まって賃金アップの要求→安かったはずの人件費で首が絞まって、その上重要なデータも握られてるから・・『最終的には会社、ひいては日本そのものを取られちゃうかもね』。
な、何て恐ろしいこと言うのん・・。
これはあくまで妄想ですがンなことにならないように、日本国民それぞれ真剣に気を引き締めないといけない時期みたい。
それにしてもNHKSP、ためにはなるけど疲れます。。



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