テレビ万有時報vol.57
「美は感覚か洗脳か・・の巻」

始まるまではそうでもないのに、スタートするとつい見ちゃうスポーツイベント。
今やってる世界陸上大阪もかなり面白くて、競技そのものもだけど、直後にスローで流される映像を見るのが楽しみ。
刻一刻と変化していくしなやかな筋肉を見ていると、人の身体って美しいものだなぁと改めて思わされます。
そんな究極の肉体美を楽しんでいる時、ふと思い出してしまうのが「金曜プレステージサイエンスSP 人類と食のミステリーそれでも食べずにいられない!」(8/24 フジテレビ系で放送)。
なかなか強烈な番組でした。
過激なダイエットの末、21歳でこの世を去ったブラジルのトップモデルの女の子。
彼女の場合、元々家族を経済的に支えるために拒食症に陥ってしまった。
だからその辺で「やせてモテたぁーい」なんて言ってる女子とは、背負ってるものが全く異なる壮絶なケース(しばらく前に、モデルの基準を見直す動きがありましたが、それは彼女の死がきっかけとなったんだそう)。
かと思えば、アフリカのモーリタリアの美の条件は「太っていること」。
太ってないと良いところにお嫁に行けないし、嫁いだ後でもやせたらダンナさんに嫌われると家族一丸となって娘をガンガン太らせる。
食べたら即寝るという、ほとんどお相撲さんのような生活に笑ってしまったけど、狩猟民族として厳しい自然と立ち向かってきた彼らにとっては、太っていることはイコール豊かさの象徴と知り・・ちょっと反省。
あと番組では、遺伝子の病気が原因でいくら食べても満腹感が得られない女の子も取り上げられていました。
このままでは体重増加で死の危険さえあると、専門病院で厳しい減量に取り組む彼女の「ふつうになりたいの、みんなと同じになりたいの」という切実な言葉が今も耳に残ってます。
こうして見ると、『美』というのは実は感覚的なものではなく『洗脳』のようなものに思えてきます。
そしてその洗脳には、その土地の歴史とか環境に加え、今置かれてる状況・人間関係も深く関わっている。
一方、本人のせいじゃなく病気で太ってしまうこともあり・・いろいろ考えると、ちょっとぽっちゃりしてるぐらい何っ?って気になってきます(笑)。
そして、最後に紹介されたのがアフリカにある「フーディア」。
サボテンに似たその植物を少し食べれば、何故か不思議にお腹が空かないという謎の食べ物。
万年ダイエッターたちにはまさに夢のような食べ物だけど、現地の人はこれをダイエットのためなんかではなく、飢えをしのぐために食べていました(涙)。
この番組を見たせいなのか、鍛え抜かれた美しいアスリートたちの肢体が、また一段とまぶしく見えるあたくしなのでした。。



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