テレビ万有時報vol.51
「ぶっちゃけ始めた女たち・・の巻」

女は女に生まれてくるのではなく、女になるのだ----bYヴォーボワール。
まぁ、いつになく高尚な始まりですが内容はそうでもなかったりして、オホホ。。

さて、ほぼ出揃った夏ドラマですが、並べてみると今期は女性モノが結構目立ちます。
壁女、山女、干物女等々、チクリとくる呼称にも苦笑いしちゃうけど、今の女性の本音や生態をそのまま『ぶっちゃけ』てるのがちょっと目新しい。
例えば「ホタルノヒカリ」(毎水、日テレ系)の主人公・蛍は、脱ぎっぱなし・食べっぱなし・散らかしっぱなしの、通称:干物女。
まだ20代半ばだというのに既に女としては終わってる→乾ききってると宣告されちゃう。
かと思えば、「肩ごしの恋人」{毎木、TBS系)の主人公・萌は初対面の相手とホテルへ。
「この男なら後腐れ無さそう」だと踏んで1回限りの関係を持っちゃったり、高校生の男の子ともベッドイン。
その時点では大学生だと思ってたからだけど・・まぁ大差ないですね(笑)。
こういう女が一般的だと思われても困るんだけど・・でも、いないとも言えないんだなぁ(特に干物女の方はフツーにごろごろいます)。
で、ふと、昔読みかじった冒頭のヴォーボワールの「第二の性」の有名なくだりが甦ってきちゃったワケです。
「肩ごしの〜」の萌も言ってたけれど『女は確実にオス化してきている』と、あたくしも思います。
仮に見た目はクリクリ巻き髪にキラキラ爪だったとしても、かえってそういう女子の方が女を武器に自分に都合の良い男を計算高く物色してたりするし。
逆に殿方にはウケが悪いけど、女捨ててそうないわゆる『はにわちゃん』(スカートやワンピにパンツはいてたりする重ね着のコ)の方が、気持ち的には可愛げがあったりもするから。
だけど、こうなったのには女性たち自身が望んで変わってきた部分もあるとは思うけど、それよりも「女になる」社会システムが壊れてきたことの方が大きい気がします。
祖母世代(あるいは親世代)からは、女らしさや結婚を求められる一方で、職場や学校では表向き男も女もない状態。
だけど仕事を全うしようと思えば、子供を産めだの子育てを手抜きするなと言われ・・みーんな要求することが違うから、戸惑ったり迷ったりしてる女性はホント多いんじゃないかしらん(殿方もそれなりにタイヘンでしょうけど、女性に比べたらまだラクそう・・)。
今まで女性ドラマのテーマというと、大抵恋愛か自分探しかだったけど、すこぉし描く角度が変わってきたかも?展開や結末よりも、それぞれの主人公がどれだけ今の女性たちのジタバタを表現してくれるかに期待大。
「みんなうまくやってそうだけど、実際はどうなの?」「いいかげんなところもあるけど、頑張ってないわけじゃない」なーんて思ってる女子にオススメです。
女性の実体を知りたいっなんて勇気ある殿方もどーぞ。



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