テレビ万有時報vol.38
「邪道な楽しみ方・・の巻」

またまた新ドラマの季節です。
初回だけは拝見しようと、どれもDVDに録ってみたもののなかなか見る機会がない中、たまたまオンエアで見ちゃったのが「孤独の賭け〜愛しき人よ」でありました(4/12(木)TBS系でスタート)。
第一回は、どん底から成り上がった青年実業家・千種(伊藤英明)が、雇われデザイナーの百子(長谷川京子)と出会い「私の体を担保に2千万貸して」と迫られ、その融資話に乗る・・という内容。
どうやらそれぞれ暗い過去を背負った、したたかな男と女のスリリングでシリアスな愛憎劇のようなのに、ふと気づくとニヤついているあたくし・・。
まず、二人が知り合う場面。
千種の乗ったリムジンの前に飛び出して来て、驚き倒れ込む百子。
そんな彼女に千種が「治療費の足しに」と差し出したのは・・9枚+1枚を帯にした10万円の束。
それを見て「いや、50万ちょーだい」という百子に、今持ち合わせが無いからと名刺を渡す千種。
おおっ、早くもビックリです。
いえ、驚いたのは百子のゴーツクぶりではなく、千種の財布の中身。
プライベートジェット機で飛び回り、年商270億・・とシチュエーションはすごくリッチなのに、50万さえ持ち合わせてない。
ま、現金はそんなに持ち歩かないとしても小切手ぐらい持ってても良さそうだし、それよりきっちり10万円ずつ束にしてるところがねぇ・・何とも堅実と言うか、こじんまりしてます。
かと思えば、月給20万の百子が住んでいるのが豪華ではないけど小じゃれたマンション風だったり、彼女の勤める2000万で倒産寸前のファッションブランドがカリスマモデル呼んでショーをしてたり、はたまた『担保』のはずなのに初回からねっとりと絡み合っちゃう千種と百子・・。
何だかどこもチグハグです。
一体どうしたいんだろう?と番組HPを覗いたところ、プロデューサーU氏のコメントによれば『子供が親に隠れても見たい、親が子供に隠してでも見たい、ちょっと”ヤバい”甘くて危険な薫りのするドラマ』ということでした。
そ、そうだったのね・・。
へへっ。
・・がっ、ドラマ好きというのは厄介なもので、しばしば制作側の思惑とはまったく違うところで面白がっちゃうところがあるんですねー。
失礼とは思いつつ、重箱の隅をつついて、いじくり倒して楽しんじゃう困った癖(へき)とでも申しましょうか。
でも邪道だけど、これもひとつのファンの形・・。
欲張りついでに言えば、邪道で楽しむにしても今はまだちょっと中途半端なので、どうせなら思いっきりヤラカしてくださると、もっと喜んじゃうと思います。
とりあえず・・・ご検討お祈りいたします。



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