テレビ万有時報vol.36
「人助けとお金儲け・・の巻」

改編期のテレビって、どうしてツマラナイ上にこんなに長いんでしょ?たまぁについ笑ってたりするので、あまりエラソーなことは言えませんが(笑)、このまま見てると脳が溶けていく気がして、今DVDに録っておいた『ガイアの夜明け』の「雇用格差〜漂流する”就職氷河期世代”〜」(4/3(火)テレビ東京系放送)を見て、ふぅーっとため息をついているところ・・。
住むところが無く毎晩荷物を持ってその日暮らしをしている、いわゆる”ネットカフェ難民”と呼ばれる人達のことは以前から気になっていて、これまでもいろいろ見たりしてるのだけど、何度見ても胸がぎゅうっと詰まります。
バブル崩壊後の不景気の波に翻弄され、社会に出る最初の一歩で躓いてしまった就職氷河期世代は今20代後半から30代前半。
最近新卒者の就職戦線はバブル期並みの超売り手市場だと言われているのに、彼らには今も深刻な就職難が続いている。
毎晩仕事を終えるとコインロッカーから出したキャリーバッグをゴロゴロ引いて、夜9時から低料金で利用できるネットカフェの小さな個室で座ったまま夜を明かす。
朝になれば、周囲の視線に耐えながらトイレで着替えや身支度をして、再び日雇いの仕事へ。
「このままどんどん腐っていく感じ」「何でオレだけ住むところも無いの?飯が食えないの?」と言う彼らにとって、『不運』『時代が悪かった』ではとても済まない過酷で辛い現実。
こういうことが問題にされるようになったのは、確かまだこの2年ほどのこと。
フリーターっていうと「ワガママで刹那的」みたいな視線でしか見てなかったあたくしみたいな凡人はともかく、国とか社会学者のような人たちがちょっと考えれば『正社員になりたくてもなれない状況』が10年も続けば、後々大変なことになるのは充分予想できたと思うんだけどなぁ。。

番組では、公的機関による彼らへの職業訓練など就職支援の様子も紹介されていたけど、個人的に興味深かったのは「レストボックス」という簡易宿泊施設。
一泊1780円と、千円前後で泊まれるネットカフェに比べれば割高だけど、手足を伸ばして布団で眠れ、共同だけどシャワー・洗濯機・キッチンもあり、毎日荷物を持ち歩くこともない。
経営者は自ら約2年間路上生活を経験し、その時自分以外にも泊まる所が無くて困ってる人が沢山いることからこの事業を思いつき、今では都内に22カ所を展開。
まだレストボックスの存在を知らない人達にPRするため、深夜ネットカフェ近くで声をかける経営者。
事業は着実に拡大してるし、確かに営利目的のビジネスではあるのだけど・・。
一泊無料券を配り、「ここに来た時1円も持ってない人がいるから、配っちゃおうかなと思って」事務所の壁一面に積み上げられたカップラーメンを見ると「こういうことだよなぁ・・」と感じ入ってしまいました。
職業訓練をするのも勿論重要だけど、本当に困窮してる人には緊急避難的な場所や機会が必要。
関係ないけど・・ホリエモンもこういう視点や感覚を持てれば良かったのにと、ふと思います。



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