テレビ万有時報vol.17
「こんなの待ってた、気がするの・・・の巻」

初回に「んっ?」と感じ、その後も「おっ♪」と思いながら、これまでの度重なる失望に「ダメダメ、そんな期待しちゃっ」と戒めて参りました。
でも気のせいなんかじゃなく、今回の「のだめカンタービレ」はどーやら正真正銘久々の月9大ホームランっ♪♪♪ご承知とは思いますが・・音大を舞台にクセのある面々が繰り広げるセーシュンな物語。
小ネタ・ギャグも満載だけど、毎回の演奏シーンがクラシックの良さもきっちり味合わせてくれて、後味はいつもこの上なく清々しく・・ホントにこういう気持ち良さって久しぶり。
何かねー、こういう楽しさに飢えてた気がします。
ドラマだけじゃなく映画も小説も音楽も、ここ最近の日本のモノって何だかみんな恐ろしく暗くて、病的で、狭くて小さくて、げっそりしてたから。
さもなくば無意味にエロエロしてたり、映画なんかは一時期やたらに人が生き返ったり、あの世との境をウロウロする気味の悪いファンタジーばっかりで。
・・確かに現世は悲しくなるばかりの悲惨な事件や、人が人を騙すようなことばっかりだし、だからせめて『あの世』の世界、前世・来世にココロ奪われちゃうのも分からなくはないんだけど、どこか不健全で歪んでいく一方という気がしてた。
そんなのばかりじゃなく、その気になれば誰もが出会えるこの世の楽しさだってあるんじゃないの?と思ってた。
その『この世の楽しさ』っていうのも何も恋愛ばっかりじゃなくて、お金があれば事足りるような即物的なことでもなくて、無条件に好きで夢中になれるものに出会いそれを追いかけていくこと。
夢と言ってもいいかもしれないけど、それを叶えることが目的なのではなく、例えその才能が無いと分かっても理屈抜きで好きでいられる、そういう楽しさってあるよなぁって思ってたところに、この「のだめ」。
キターっーーーーーーーって感じっ(古い・・・)。
「のだめ」にもちょっぴり恋愛モードはあるけど、メインはあくまで音楽。
寝食も色恋も忘れて、ひたすらに音に埋没しいく千秋様(玉木宏)やのだめ(上野樹里)たちを見ていると、どこかに忘れてきた(見失っていた?)楽しさが呼び覚まされるよう。
それに峰クン(瑛太)や真澄ちゃん(小出恵介)たち脇キャラもみんな生き生きとしてて、こんなに登場人物が多いのに無駄な人がいないと感じるのも珍しい。
だって、あのシュトレーゼマン(竹中直人)でさえ、何とか許せるもの(笑)。
恋愛なんて、何時だって誰だって出来る。
損得勘定もイヤでも覚える。
その前に、日本の少年少女たちがみんな、一度はこんな世界に出会えるといいね♪



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