テレビ万有時報vol.139
「切なくも美しい、大人女性の卒業式・・・の巻」

街を歩いていて、ふと前を歩く女の子に目が留まる。茶髪のクルクルヘアで、思 いっきり短いスカートに目にも鮮やかなピンクのTシャツ。長袖だけど襟ぐりが かなりルーズなデザインだから、肩口から素肌や赤い下着(いわゆる見せブラっ てヤツですね)が見えて同性ながら一瞬ドキリ。「でもまぁ若いコの特権よね」 なんて思いつつ、追い抜きざまにチラッと振り返ると・・「あ。。。」。メイク もバッチリしてるし体型もスレンダーだけど、首から上は明らかに30代半ばの 女性。やっちゃいましたというか、またまたやられちゃいましたというか・・。

自由な国ニッポン♪ですから、何着ようとどんな格好で歩こうと自由なのですが、 こういう方々にピシャリと意見し、在るべき方向に導いてくれる面白い番組が始 まりました→「Style up〜ティム・ガンのファッションチェック」(毎週木曜朝 11時半〜、NHK教育)。ファッションチェックなんて今さら珍しくもない、と 思われるかもしれません。今だってバラエティ番組の1コーナーとして、よく見 かけたりしますしね。でも、時間をたっぷりかけて、見た目だけでなく内面から も変えていくその徹底ぶりは、もうお見事!って感じ。それにアメリカの番組で すが30代以降の女性が陥りやすいところは日米共通していて、あたくしも「あ、 耳が痛い・・」なんて指摘もいっぱいで、すんごくお勉強になります。

ティムは未来の一流デザイナーを発掘する「プロジェクト・ランウェイ」(WO WOW)のシリーズでもお馴染みの、アメリカで絶大な支持を得ているファッシ ョン・コンサルタント。一見スッとしたお洒落なおじさまですが、その指摘は鋭 い上に全くの容赦なし(日本で言うならピーコさんみたいな存在でしょか)。 4/2放送の第1回「カレンの場合」では、彼女のお気に入りファッションは「ふし だらでケバケバしい。ストリッパーにしか見えない」と一刀両断。最初にカレン のクローゼットの中身もチェックするのですが、ことごとくダメ押し。見ている と「ホントそうだなぁ」と思うのですが、彼女の洋服選びのポイントが痩せてみ える、背が高く若く見える、セクシーに見えると聞くと、ドキッ。あらら・・こ れって日本の女性とほぼ同じ嗜好?!

今、41歳のカレン。でも、いちばん自分が輝いていた21歳が忘れられない。その 頃、お金を貯めて買ったブランドもののドレスがどうしても捨てられない。いつ までも女性として周りから意識されたいし、若く見られたい・・etc.そんな彼女 に「服にしがみつくことで、過去にしがみついてる」「胸を見せなくてもセクシ ーは可能」「下品にしか見えない」と迫るティム。ファッションだけでなく、自 分を全否定されてしまったような気持になり、とうとう泣き出してしまうカレン。 ・・でも、それが内面から自分を見つめ直すこととなり、ティムの手を借りなが ら変わっていく彼女は本当に魅力的な大人の女性に変身していました(日本ので は、あれ?ビフォーの方が良かったぞ、なんてことも結構ありますが。笑)。

昔の自分を手放すことは想像以上に大変。でも、例え女のコ向けの洋服が着られ たとしても、それは若くなれたことには絶対ならない。認めるのはツライですけ どね。。ぜひ女性に、特に30代以降の方には見ていただきたい番組です。 *4/11(土)後4時〜、第1〜2回の再放送があります。



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