テレビ万有時報vol.113
「うるうるウルルン・・・の巻」

ここのところ、改編前の特番オンパレード。また今期は終了を迎える番組も多く、 その最終回SPも目立ちました。テレビ界の恒例行事のようなものだけど相変わ らず3時間、4時間等の長丁場が多くて、もうタイトルを見るだけでお腹ポンポ ン。「こんなに長くて、一度もチャンネルを変えることなく、最初から最後まで 見る人っているのかなぁ?」なんて思いつつ、この2週間あまりいくつかの番組 をチェックしていましたが、その中で飽きることなく楽しめたのが「世界ウルル ン滞在記 さよなら大感謝スペシャル」(TBS系 9/14放送)。

13年半に渡って、104の国と地域を688人が旅してきたのだそうで、その 名場面が文字通りギュッと凝縮されていました。あたくしの場合、毎回欠かさず 見るほどの熱心なファンではなく、たまたま見始めれば最後まで見るという浮気 な一視聴者。なので、岸田今日子、桃井かおり、竹内結子など著名な女優さんた ちを見て「えっ?こんな意外な人も出てたんだ」と驚き、今、若手俳優として活 躍している藤原竜也、玉木宏といったイケメンくんたちがさらに若かりし頃、体 当たりで頑張ってる姿にキュンとしたり・・なかなか充実した2時間でした。

そしてウルルンと言えば、外せないのが現地での食生活。イモムシなんてもう序 の口で、獲れたてのネズミや猿、亀などの丸焼きやスープなどの”秘境のご馳走” が出てくる出てくる。そんな時ビビっているのは大抵男性で、いざとなると割と ケロッと食べちゃうのが女子チーム。塩ゆでした亀のペニスを食べて「うん、歯 ごたえ凄ーい♪」というコもいれば、牛の睾丸に張り付いてた特大ヒルの素揚げ を「うん、これいちばん美味しいかも♪」と言うツワモノも(ただ、ヒルの採取 場所はご存じなかったようですが。笑)。

その中でも番組から『何を食べてもヘッチャラな女』とお墨付きを頂いてたのが、 女優の酒井美紀嬢。自ら羽を取る下ごしらえをしたカブトムシの塩炒めを食べて、 何ともうれしそうな笑顔。毒グモ・タランチュラも「これ、ちゃんと焼いた?」 なんて言いつつ、躊躇無くパクっと頬張る彼女。見た目は清楚なお嬢さんタイプ だけにそのギャップが強烈で・・ちょっとファンになっちゃいそうです。

また食生活だけでなく、その土地ならではの習慣や結婚の制度などにも驚かされ ることばかり。女性からのプロポーズを絶対に断れないとか、一夫多妻はよく聞 くけど、5人の男兄弟が一人の妻を迎える『一妻多夫』なんていうのもありまし た。どれも最初は「えーっ?!」と思い、正直興味本位だったりするのだけど、 イモムシも一妻多夫もその環境で生きていくために培われてきた知恵や工夫。 それに家族扱いとなっているけど、遠くから来た客人を精一杯歓待してくれる人 々の気持ちやストレートな愛情表現に、やっぱりウルウルしてしまいました。 最後、石坂浩二さんが「ウルルンは人と人に言葉は要らないと教えてくれたけど、 自分の気持ちを伝えたいから、言葉を習ってる」と仰っていたのも印象的でした。

私たちが失いつつあるモノを思い出させてくれて、レギュラー番組としての役割 はひと区切りついたのかもしれないけれど、またスペシャルでぜひ帰ってきて欲 しい番組です。待ってまーす♪




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