テレビ万有時報vol.112
「在ルベキ大人・・・の巻」

♪拝啓 この手紙読んでいるあなたはどこで何をしているのだろう 十五の僕に は誰にも話せない悩みの種があるのです〜♪

そんな詩から始まる「手紙」という歌は、歌手のアンジェラ・アキさんがNHK 全国学校音楽コンクールの課題曲として、自身も悩みが多かった中学時代に未来 の自分に宛てて手紙を書いたという経験から生まれた曲。彼女が各地の中学校を 訪ね、中学生たちとの熱い交流を追ったドキュメントが「続・拝啓十五の君へ  アンジェラ・アキと中学生たち」(NHK総合、9/18に放送)。

『続』とあるように実はこの春第一弾が放送され、その時もかなり気持はザワつ きました。ただあまりにも青くて真っ直ぐで、そこそこ世俗にまみれてしまった あたくしには何だか眩しすぎて、躊躇っているうちに機を逸してしまったのでし た。今回もやっぱり清く正しくセーシュンしてて、遙か彼方まで来てしまったあ たくしはモジモジしてしまいましたが、いつしか浄化されていくような気分に。。

よくマスコミに取り上げられるコ、特に女子は大抵チャラっとしてて夜のおねー さんみたいだったりしますが、ここに出てくる中学生たちはみんな黒髪でノーメ イク。飾り気が無くて、見るからに中学生らしい中学生。見かけだけで決めては いけないけれど、まずそれだけでも新鮮に感じてしまいます。それ以上に、それ ぞれに悩みや迷いを抱えながらも、ひたむきに合唱に打ち込む姿、その気持の在 りようが初々しくて「あー、若いっていいなぁ」と(笑)。

普段メディアに変に毒されているのかもしれませんが、ほとんどの中学生はきっ とこんな風に日々を生きているのでしょう。何だかホッとします。

対するアンジェラもいつもTシャツにジーンズという、ラフでシンプルなスタイ ル。関西弁にも似た徳島弁で気さくに話しかけ、中学生と一緒に教室の床に座っ て話し込み、彼らの言葉にも真剣に耳を傾ける。感情が高揚して泣き出した生徒 を抱きしめ、励まし、自分の言葉で語りかける・・。

正直、こんなシーンがちょっとポリポリ・・こそばゆいと言うか照れくさいので すが、でもこういうことが大切で必要なんだろうなぁ。大きくなればイヤでも美 しくないモノも見なければならないのだから、子供時代はできるだけ綺麗なモノ、 在るべき正しいモノに触れて欲しいと、心から思います。

そして、大人はきちんと子供と向かい合い、思いを受け止めること。それが親や 先生といった身近な大人であるに越したことはないけど、それ以外でもそんな人 が居てくれれば子供は多分大きく道を踏み外したりしないだろう・・と、アンジ ェラを見ているとそんな気がします。でもそのためには、不機嫌だったり、ツマ ラナイ顔ばかりしてたらダメ。ツライこともあるけど、それでも楽しそうで素敵 でいようとすることは、大人全員共通の義務・・と言ったら重いかな?役割?覚 悟?いや愛情なのかもしれません、ね。




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