テレビ万有時報vol.3
「ようお育ちになりました・・の巻」

最近のドラマはつまらないし、なんかうるさい。
登場人物もストーリーもガチャガチャとうるさいし、BGMとか効果音とか実際の音もうるさい上に、滑舌も悪かったりするから台詞が聞き取れなくて、余計にイライラ。
いや、それ以前に時々主役級の人が吃驚するほど下手クソで、感情移入のしようがない。
当然、なぁーんにも伝わって来ない。
で、この数年間何かに取り憑かれたように見続けていたドラマを、この夏からぱったりと見なくなっちゃった・・というのは嘘で、へへ、ちょっとだけ見てます。
その中でも唯一、絶対欠かさず拝見しているのが「結婚できない男」。
小意地悪で、独善的で、妥協を知らない40間近な独身の建築家・桑野信介を、阿部寛殿が好演(怪演?)してらっしゃる。
初回の『生尻』のご披露にもちょっぴり衝撃を受けたけど、回を追う毎にますますその偏屈ぶりに磨きがかかってきて、今や単なるハマり役を越えて「これは・・・阿部ちゃんの地なのかも?」と思えるほど自然。
だから、ちょっとお年は召したとは言え、あんなにハンサムでカッコ良いのに、今はもうどこから見てもヘンな人にしか見えない。
そこが・・素晴らしいっ(笑)。
モデルから役者さんに転身する人は多いけれど、大体中途半端な端役・脇役で終わってしまう。
見た目が良いからすぐ使っちゃう側にも問題はあるし、その綺麗なお姿が、かえって災いとなるのかしら?ヘタに「ここで新境地っ」なんて、コメディや汚れ役なんかに挑んじゃうと悲愴感が漂ってしまうか、あるいはどんな役でも同じに見える金太郎飴状態か・・。
でも、阿部ちゃんは見事にバケましたっ。
「トリック」や「ヒーロー」「アットホーム・ダッド」などでも良いお味をジワジワ出していらっしゃったけど、この「結婚できない男」で完璧に開花遊ばされて、今後もますます楽しみなあたくしでございます。



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